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茶道に学ぶ所作、話し方や印象〜おもてなしは相手を思いやる気持ちの表現〜

週末、靖国神社のお茶会に、先生とお弟子さん仲間たちと参加してきました。

みなさん、茶道に触れたことはありますか??

 

私は、武家茶道織部流に支えているのですが、

他の流派のお茶会に参加するのも勉強になるので、

最近は積極的に参加しています。

 

茶道といえば、「おもてなし」に「所作」です。

 

茶室は宇宙空間と同じと言われ、すべての物の配置、

掛け軸から飾られている花や花器から茶道具のすべて、

何から何までが合理的で最もフィットする位置で意味をなして存在しています。

お茶室の空間では、ただ心を落ち着かせ、

その空間にある空気や季節の色、お茶の香りから味わいに、

お茶菓子や湯気の立ち方、そこにある全てを感じ、集中します。

 

まさに宇宙とつながるほどのマインドフルネス状態にトリップです。

 

何だか怪しい言い方になりましたが、

こんなに普段は早足で歩いては、

仕事は「スピード感!」と思ってせっかちな私ですら、

お茶を嗜んでいる時間は、心も体もゆったりと落ち着くことができます。

そこにあるのは、究極の「おもてなし」です。

 

茶を点てる人と、客人。

 

同じ空間で茶を通して、時間を共有する、

上も下もない平等な空間です。

 

 

武家茶道は、もともと武士がしていた茶道ですので、

武士たちが茶室に入るわけです。

 

武士といえば、腰に携えた刀。

 

しかし、お茶室に入る時は、

その武士の命とも言える刀を持ち込むことはせず、

預けてから入室し、どんな人が中にいようとも、

皆平等な状態でその空間を楽しむわけです。

 

驚く点は、お茶を点てる側も客人も、

すべての所作に一切無駄な動きがない点です。

 

私は、この無駄のない合理的で秩序ある所作を知った時に、

本当に驚きました。

 

だからこそ優雅なのか、と。

 

この無駄のない所作の優雅さが客人の心にもゆとりを注ぐのか、と。

 

なんというか、全てが合理的で無駄がなく、完璧なのです。

随分と前置きが長くなりましたが、

要するに、おもてなしや所作というのは、

相手を思いやる行為なのだと茶道に触れるたびに感じています。

 

誰かに何かを伝えるということも、

おもてなしの精神や、所作が大切になってくる、というわけです。

 

身だしなみや挨拶の身のこなし、

声のトーンや明瞭さに滑舌や話すスピード。

相手に向けた視線や表情など、

全てが茶道における「おもてなし」と「所作」に通じるのです。

 

まず、相手を大事にするために、

自分自身を大事にする。

 

自分自身の身だしなみ・身なり、清潔感などをしっかりと整えることで、

まず人と対峙する見た目の準備が整います。

 

そして、柔らかい表情や視線に姿勢のいい身のこなし。

TPOに合った言葉遣いに明瞭な声とトーンに話すスピード。

これらをスキルとして身につけることで、

見た目に加えた思いやりを表現するおもてなしの準備が、

初めてここで整います。

 

不潔な身なりで視線もオドオドしていて、

声はか細く何を言っているかよくわからない人が、

目の前の人に何をしようとも、

印象がよくなることはないのは明白ですよね。

 

自分自身を整えてこそ、

「おもてなし」すなはち同じ空間を共有する相手への愛を表現することができるのです。

 

 

実は、週末出席したお茶会で、

強烈なお茶席がありました。

 

強烈な、というのは、正直酷い席がありました。

 

3席ほどお邪魔したのですが、

最後に入った席が、

あまりにも「おもてなし」も「所作」も無視した席だったので、

一緒に出席した先生からお弟子さんたちと、

唖然としてしまいました。

 

何があったかと言いますと、

お茶を点ててくださる方が、

怒っているようにしか見えなかったのです。

 

さっさと入室し、

雑に座り、最初から最後まで道具を扱うすべての所作が雑。

スピードが2倍速以上で、

同じ空間にいる客人たちは皆そわそわ落ち着きませんでした。

 

「え、あの人怒ってるのかな?」

「何であんなに急いでるの?」

と、こそこそ周りでも言い始めます。

 

心がこもっていない・・・かどうか本当のところはわかりませんが、

少なくとも心がとてもこもっているようには見えませんでしたし、

優雅さのかけらもなく、

客人たちにゆったりと落ち着いて茶室の空間を感じていただく、

おもてなしの提供は全くできていませんでした。

 

そう、所作は、その動きをやればいいってもんじゃないのです。

一つ一つの所作を噛み締めながら、心を込めて進めるからこそ、

結果的にゆったりと優雅で意味のあるものになるです。

 

一つ一つの動きに無駄がないのですから、

それらを一つ一つ感じることで、

茶室の空間にどんどんと馴染んで同化していくような感覚です。

 

まさに、マインドフルネスです。

 

それが、さっさと次から次へと余韻もなく進められては、

忙しない動きに、客人たちは落ち着けません。

 

よろしくないですよね。

 

おもてなしは、心から。

 

相手にものを伝える時は、

自分自身がまずはちゃんとしていること。

 

選ぶ言葉が明瞭で滑舌も良く、声も通ってトーンもよくても、

表情が真顔で早口で乱暴な言い方では、

「怖い」という印象以外何も伝わりませんよね。

 

一つ一つに心を込めましょう。

 

「おもてなし」。

相手に何かを伝えるってそういうことです。

 

つい、緊張して早口になってしまう人、いますよね。

そうなると、聞いている相手も焦ってきたり、忙しない気持ちになってしまいます。

 

「失礼いたしました」と一旦話を止めて、深呼吸してもいいですよ。

そして、ゆっくり再び話し始めた方が印象も良いでしょう。

 

優雅な所作はおもてなしに連動していますが、

心がこもっていない限り、所作そのものをいくら正しくきっちりこなしても、

「おもてなし」にはなりません。

 

今一度、自分自身の日頃のすべての言動に注意を向けて過ごしてみると、

いろいろと改善点が見えてくるかもしれませんね。

私も、まだまだたくさん見直さなければならないこと、あります(笑)

 

「おもてなし」を提供できる愛のある人材になるための、

見た目や所作、声や話し方の準備、

ぜひ一緒にしましょう♪

 

 

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