さて、明日は全国高校野球選手権100回記念大会の開会式と初戦です。
もうね、応援したい高校がたくさんあるわけです。
強いてあげるならば、宮崎代表の日南学園。
南神奈川代表の横浜高校。
北埼玉、南埼玉代表の花咲徳栄高校と浦和学院。
そして南北海道代表の北照高校。
まぁ、どこもね、ゆかりのある人たちがいるところという理由だけなんですが、どの高校に限らず皆の精一杯の姿を見たいというのが老婆心でありまして・・・。
ともかく明日からの熱い戦いを心から楽しみにしています。心から。
応援しています。
あわよくば甲子園に駆けつけたいけど、プロデューサーさんの許可が下りるかかなり謎。。。
彼も高校野球大好きなのでできれば一緒に行きたいのですが、私のちゃらんぽらんさに呆れ果てているので、願いは届かないかもしれません。。。
さて、今回は(今回も?)仕事で使える声をゲットするための短時間トレーニングを伝授します♪
・なんでもいいから手っ取り早く声をどうにかしたい
・腹式呼吸はすぐに身につかないけど、いますぐどうにかできる技がほしい
・とにかく少しでもいますぐ通る声にならないか?
こんな風に思っているあなたは必読です!!!
1.声を出しやすくしよう!!〜簡単ストレッチだ!!〜
朝一でプレゼンがある人。朝一でスピーチがある人。朝一からニュースを読まなきゃいけないアナウンサーやキャスターさん。
朝一は声が出ませんよね。
当然です。
私だってなかなか難しいですよ。
それまで寝ていたわけですし、朝一で声が出にくいのは、声を出す準備ができていないだけのこと。
では、準備をしましょう!
スポーツをする前に、準備運動が欠かせないように、声を出す前にも準備運動をしましょうね♪
声は、横隔膜や声帯、鼻、口、唇などの複数の器官が連動することで作られています。
中でも、声帯は粘膜ですが、筋肉の塊そのものです。
声帯は2本の筋肉からなり、息を吸っている時は開き、呼気を出す時には閉じられています。
肺から出た空気が声帯を振動させることで、声の元となる音がつくられます。
従って、声帯をきちんと使っておかないと、いざ声を出そうという時に十分に振動せず、相手の聴覚に届きやすい声が出せないのです。
まず、朝一から声を出すために私がやっていたことは、アナウンサーの先輩からは「とにかく動いて体を温めろ。廊下でも走り回れ。」ということでした。
え?まじ?
と思われるかもしれませんが、本当です。
よって、私は毎朝入社当初は出勤するや否や、取材で外出することがない限り、テレビ局内の階段を昇り降りしては、ぐるぐるとあちらこちらの廊下を駆け回り、まるで不審者のように徘徊・・・というよりものすごいスピードで駆け回っておりました。
体が温まってから、いよいよ発声練習や滑舌練習をしたものです。
皆さんも、ぜひ体を十分温めた上で発声練習をしましょう。
廊下を駆け回ることが禁止されているような組織であれば、せめてそこに着くまでに走ってたどり着くなど、体を温める工夫をしましょう。
では、早速発声練習をしましょう。
(1)「アーーーーー」を最大限の低い声で腹式呼吸を意識して出す。
出せる限り出す。できれば25秒以上。
(2)「アーーーーー」を最大限の高い声で腹式呼吸を意識して出す。
出せる限り出す。できれば25秒以上。
これを3回は最低繰り返して、安定して出せるようになりましょう。
これで少しは声が出やすくなっているはずです。
2.声が通りやすくなるための発声練習だ!〜いますぐチャレンジ!〜
声は、横隔膜に押し上げられた空気が声帯を振動させて、その音が鼻腔・口腔といった空洞で響き、声になります。
人の体には、咽頭、口腔、鼻腔などの多くの共鳴する空間があります。頭蓋骨そのものも共鳴する空間です。
美しい声を作るには、それらの空間でいかに音を響かせるかが大切です。
さ、そのためのトレーンングをしましょう♪
美しく響く声。
つまり、こもらずに遠くまで伝わる声を作っていきましょう。
では、皆さんもよく知る「マーライオン」を思い浮かべてこのトレーニングをしましょう。
シンガポールにある、口から水を吐き出しているあの、下半身が魚で、上半身がライオンの、あの像です。
(1)姿勢を正してまっすぐに立ち、左手はお腹の上に置く
(2)右手で、「空気がお腹から出て、気管を通り、頭に響かせて口からまっすぐに出て行く流れ」、マーライオンが水を吐き出す様子を浮かべながら。。
(3)「マーーーーーー!!!!」と比較的高い音で一連の動作で明るい声を出すことを5回繰り返す
身体中に声が響く感じ、わかりますか?
なぜ「マ」かと言うと、五十音の中でも「マ行」は「鼻音」といって、鼻に響かせて声になる音なので、響きが感じやすいからです。
「ア」は鼻にそこまで響かないので、比べてみてください。
身体中に響かせる感覚を得るために、「マ」で練習してみましょう。
3.滑舌や声質ってコントロールできるの!?〜すぐにしてしまえ!〜
江戸っ子か?というと偏見に聞こえてしまいますが、「ダ行」と「ラ行」、「サ行
」と「ハ行」の発音が曖昧な人がいます。
例えば、「潮干狩り」が「ひおしがり」になったり、「ありがとう」が「あでぃがとう」と発音してしまっている人です。
ダ行とラ行の発音は舌先を置く位置が近いので、きちんと使い分けなければ音が似てしまうんですね。
「だ」と「ら」を使い分けられるようになるトレーニングをしてみましょう。
以下の文字を5秒で読み、5かい繰り返しましょう。
・ダラダリダルダレ ダラダリダルダレ ダララリダレだろう
これを読んで、「ダ」と「ラ」が混ざってしまう人、噛んでしまう人は、普段からダ行とラ行の使い分けができていない可能性があります。
読むのが辛い方は、腹式呼吸を意識して強く生きを吐きながら声を出すようにしてみてください。
スラスラ言えるようになるまで繰り返し練習してくださいね♪
4.まとめ
さて、今回は、以下の3点の小技をお伝えしました。
・声の準備運動「アー」
・声が通りやすくなるマーライオンの「マー」
・「ダ行」と「ラ行」で滑舌練習
一つ一つでいいですから、このブログを振り返りながら意識していってくださいね。
ちょっと変わるだけで、大きく変わっていくのが実感できていくはずです( ^ ^ )
私も最初は何もできませんでしたからねf^_^;
一緒にやっていきましょう♪
今月の「マリトーク・話し方大学」の日時も確定しました♪
Mariko
コメントを残す